国民健康保険料のクレジットカード払い

国民健康保険料もクレジットカード払いが可能です。

税金のクレジットカード払いでは、「nanaco」「Yahoo!公金支払い」「ちょコム送金」という3種類のオプションが利用できましたが、国民健康保険料の納付で利用できるのは「nanaco」と「Yahoo!公金支払い」のみです。

但し、「Yahoo!公金支払い」で国民健康保険料の納付ができる自治体は2013年1月8日時点で以下のたった20自治体のみです。

北海道(余市町、浦幌町)、茨城県(日立市、下妻市、守谷市)、栃木県(鹿沼市、小山市、さくら市)、埼玉県(新座市、北本市)、千葉県(横芝光町)、東京都(豊島区、足立区、武蔵野市、西東京市)、神奈川県(厚木市)、富山県(射水市)、三重県(いなべ市)、鳥取県(三朝町)、長崎県(波佐見町)

国民健康保険料のクレジットカード払いに利用できるオプションは実質的には「nanaco」のみと考えていいでしょう。

nanacoで国民健康保険料支払う

nanacoで国民健康保険料を支払うためには、CVS収納用バーコードの付いた納付書が必要です。口座振替による支払いをしている人以外には毎年6月に納付書が送付されてきますね。口座振替している方はお住まいの自治体の国保・年金課に支払方法の変更を申し出てください。

このCVS収納用バーコードを持って、コンビニエンスストアに行けば、現金による国民健康保険料の支払いが可能です。

では、どうやって、国民健康保険料をクレジットカード払いするか?

「nanacoクレジットチャージ」でポイントの貯まるクレジットカードで、nanacoに入金し、そのnanacoでもってセブンイレブンでCVS収納用バーコードの付いた納付書を支払うのです。

nanacoによる税金のクレジットカード払いと全く同じ手法です。左記のリンク先には、「nanacoクレジットチャージ」でポイントが貯まるクレジットカード一覧が掲載してありますので是非入手してみてください。

現時点では、「nanacoクレジットチャージ」でポイントが貯まり、還元率が最も高いP-one Wizで「nanacoクレジットチャージ」を行い、そのnanaco電子マネーでセブンイレブンで国民健康保険料を支払うのがベストな選択です。

nanacoに入金できる金額に上限があることを気にされる方もあるかも知れませんが、以下に述べるように、国民健康保険料には法律により上限が設定されていますのでその心配は必要ありません。

国民健康保険料の上限

国民健康保険料とは、医療給付費分保険料と後期高齢者支援金分保険料と介護納付金分保険料(40歳以上65歳未満の方を含む世帯のみ対象)という3つの保険料の合計額です。それぞれの課税額は、地方税法により、「課税額は、納税義務者間の負担の衡平を考慮して政令で定める金額を超えることができない。」と定められています。上限が設定されているわけですね。

そして、地方税法施行令の第56条の88の2(国民健康保険税の基礎課税額等の限度)では、

  1. 法第703条の4第12項に規定する政令で定める金額は、51万円とする。
  2. 法第703条の4第21項に規定する政令で定める金額は、14万円とする。
  3. 法第703条の4第30項に規定する政令で定める金額は、12万円とする。

とあり、医療給付費分保険料と後期高齢者支援金分保険料と介護納付金分保険料の具体的な上限金額が定められています。高額納税者番付に載るような人でも、77万円を超えて国民健康保険料が徴収されることはないということです。

多くの自治体では、1年分の国民健康保険料を、6月から翌3月までの10ヶ月間で納付するのが通例です。つまり、国民健康保険料の一ヶ月分の上限は77,000円を超えることはありません

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